山や洞窟は、人間と神の出会いの場?
前回、多くの聖人たちが洞窟で神秘体験をしており、
洞窟の中には、神や宇宙人など、高次の霊的存在がいる可能性について考えましたが、
それではなぜ、洞窟には得体の知れない存在がいるのか?
マロ的には、洞窟を構成している「岩石」に着目してみたのでございます。
(・∀・)スンスンスーン
日本では、古来より「石には神が宿る」と考えられていて、
石に対する特徴的な信仰として、石神信仰があります。
道端に祀られている石仏や道祖神などが、この石神信仰に該当します。
また、「石」を異界から旅してきた神々の休憩場所だと見なす考え方もあり、この機能を「磐座(いわくら)」と呼びます。
磐座は、依り代の一種で、「神が宿る場」とも考えられているのでございます。
・・その考え方からすると、岩石そのものから成る洞窟には、無数の神が宿っているのかも知れません。
どうも、ワンジナの洞窟壁画などを見ると、そのことを表現しているように感じるのです。
もしかすると、神や宇宙人とは、ある種の「集合意識」のようなものかも知れません
((((; ゚д゚))))アワワワワ
また、スピリチュアルの世界では、水晶が、太古の情報を記録していると、表現されることがあります。
水晶や石英は、二酸化ケイ素(SiO2)で構成されていて、
二酸化ケイ素そのものは、岩石や砂の主成分でもあり、地殻の約60%を形成していて、ごくありふれた物質でございます。
インターネットの光通信に使われている光ファイバーは、この二酸化ケイ素の純度を高めて繊維状にしたものから作られています。
つまり、二酸化ケイ素は、現代における情報伝達の中心的役割を果たしていると言っても過言ではありません
( ´゚д゚`)エー
さらに言えば、ケイ素そのものが代表的な半導体材料です。
半導体として知られるケイ素は「シリコン」とも呼ばれ、
IC(集積回路)の主原料であり、
パソコンやスマートフォンに代表されるコンピュータ・ハイテク産業には欠かせないものとなっています。
そんな、岩石に含まれるケイ素は、IT業界とは切っても切れない関係となっていたのでございます
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
また、映画『スーパーマンⅡ』においては、
「水晶の中に、データが保存されていて、それをスーパーマンが再生する」
という設定がありました。
・・北極にあるスーパーマンの秘密基地「孤独の要塞」で、
緑に光る水晶を再生すると、
作曲家みたいなスーパーマンの実父が3D情報として出現し、
スーパーマンを勇気づけてくれました
( ´゚д゚`)エー
しかし、そんなコミックや映画の世界のファンタジーと思われた技術でございましたが、
イギリスのサウサンプトン大学の光電子工学研究センター(ORC)が、水晶を利用して、半永久的にデータが保存可能な「5次元データーストレージ」を開発してしまいました
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
この5次元ストレージは、特殊なレーザーでナノ構造の石英ガラス(水晶)に情報を書き込む技術を使ってデータを記録します。
記録したデータは読み出し専用となるものの、最大360TBものデータを、138億年にわたって保管可能だというのですから驚きです
( ´゚д゚`)エー
ちなみに、5Dとは、「縦・横・高さ」の3Dに加えて、「構造体の傾き」や「光の屈折」が、データの符号として使える、という意味となります。
この技術は、開発段階から、別名、「スーパーマンメモリークリスタル」(Superman Memory Crystal) と呼ばれています。
参考: https://www.southampton.ac.uk/news/2016/02/5d-data-storage-update.page
ここで洞窟で修業していた弘法大師・空海に注目してみると、
彼が、洞窟で挑戦していた行は、
「虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)」と言い、成功した場合、八万四千ある仏教経典を全て暗記できるとされる法ですが、
虚空蔵菩薩は「智慧と記憶」の仏とされ、サンスクリット語では「アカーシャガルバ」(意味:虚空の母胎)といい、この仏は、「アカシックレコード」を司っていると考えられるのです。
アカシックレコードとは、空間に存在するとされる宇宙のデータベースのようなもので、
空海は、洞窟での修行により、データベースにアクセスが可能になったということなのかも知れません。
( ´゚д゚`)エー
もし、神という存在が、それらの記憶やデータの総称のようなものだと仮定すると、
古来から存在する「石には神が宿る」という考えと、「水晶に、データが保存できる」という事実が、大変しっくりくるのでございます。
・・もし、仮にインターネットの世界に例えるならば、
人間は、いわゆる「端末」のような存在で、
データベースが保存されているサーバやクラウドにアクセスするためのホットポイントが、
二酸化ケイ素を豊富に含む洞窟や山、あるいは、巨石ということになるのかも知れません。
また、水晶や石英は、記憶媒体としての役割だけでなく、
ピエゾ効果により、微弱な電気が発生させることも見逃せません。
ピエゾ効果とは、「水晶や石英など、二酸化ケイ素に圧力を加えると、電圧が生じる」、というもので、
1880年に、ノーベル物理学賞受賞者のピエール・キュリーと兄のジャック・キュリーが発見しました。
・・カナダのローレンシアン大学のマイケル・パーシンガー博士(Michael Persinger)は、
人間は、磁気刺激を受けることにより、幻覚を体験すると指摘しています。
また、2002年9月19日、スイスのジュネーブ大学病院とローザンヌ大学病院の神経科医オラフ・ブランケ(Olaf Blanke)は、
てんかん患者の治療のため、発作原因の部位を特定しようとして、脳に電気刺激を与えたそうです。
すると、右側頭葉の聴覚野の後ろにある「角回」を刺激した場合、被験者が「自分の体が下に見える」と訴え、幽体離脱と全く同じ感覚を得たというのですから驚きです。
ヒィー(((; ゚Д゚)))ガタガタ
この結果から、「神秘体験」「心霊体験」と人間の「側頭葉の働き」とに、相関関係があると考えられ、英国科学誌ネイチャーでも報告されたのでございます。
・・たとえば、ある特定の場所で、霊現象が繰り返し発生するのは、
地形によって、岩石に圧力がかかりやすくなっているために、電気が生じ、磁場が発生するためであり、
墓地において「幽霊が出た」という報告が多いのも、
たくさん並んだ墓石は、花崗岩でできており、内部に含まれる磁鉄鉱により、磁界を帯びるために、人間の脳になんらかの電気的刺激が加わっているからかも知れません。
パーシンガー博士は、あくまで、幽霊は、人間の脳が磁気刺激を受けた場合に、ニューロンが活性化して起こる幻覚だと主張しています。
・・しかし、以前の記事で、「鏡に霊や宇宙人の姿が映り込む」ことをご紹介し、それは、電気が関係しているという結論を出しましたが、
写真や映像として、鏡やガラスに映り込んでいる点からすると、
幽霊が、パーシンガー博士が指摘するような、受け手側である人間の錯覚だけではなく、
霊的存在自体が、実は電気的なエネルギーによって、主体的に、可視化する可能性も否定できません。
参考記事: 鏡は、異世界への入り口? 鏡に霊が映る不思議
事実、「ルルドの泉」は、少女ベルナデッタが、洞窟の中で、聖母から啓示を受けた後に発見され、その水に「癒やしの力」が宿っていことが分かったのでございますから、
ベルナデッタ本人の幻覚だけでは説明が付かないのでございます。
そういった観点からすると、
地質学的に、磁気が乱れやすい六甲山などの特定の霊山で、数多くの心霊現象が目撃されたり、
奈良県の大神(おおみわ)神社などでは、
山自体が神殿となり、三輪山の頂の巨石に神が宿っているとされて、多くの信仰を集めたり、
中国の道教の世界で、山自体が神格化されて諸神のひとつに数えられ、山岳信仰の対象となったり、
※道教の神「泰山府君」
エジプトを脱出した予言者モーセが、シナイ山で神の啓示を受けたり(出エジプト記20章3節~17節、申命記5章7節~21節)、
※シナイ山のモーゼ (1545-1555)、アルテ・マイスター絵画館所蔵(ドイツ、ドレスデン)
といったことも、納得できる気がいたします。
つまり、洞窟や山を構成する巨石は、その自重により、圧電効果を生じさせ、
ある種の電気的エネルギーであると考えられる神や宇宙人などの霊的存在は、磁界を帯びた巨石に宿りやすく、
磁界は、人々の意識を変性させるために、巨石に宿った霊にアクセスしやすい状態となる、、
極論すれば、
洞窟や山は、人間が神と出会うための
「出会い系サイト」だったのでございます
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
・・もしそうだとすると、
エジプトのピラミッドの存在理由も分かる気がいたします。
次回は、ピラミッドの謎に迫ってみたいと思うのでございます。
つづく
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