800年生きた八百比丘尼は、夢かうつつか・・
前回、256歳まで生きた中国人である李青曇についてご紹介いたしましたが、
日本には、「800歳まで生きた」とされる「八百比丘尼」(やおびくに)という女性がおり、日本各地に伝説が残っている、というのですから驚きです
( ´゚д゚`)エー
そんな八百比丘尼は「妖怪ウォッチ」でもお馴染みであり、
ゲームでは、「にんぎょ」とアイテム「人魚の家宝」を合成して生まれる、Sランクの進化キャラクターという設定でした。
※「妖怪ウォッチぷにぷに」のゲーム画面より
また、八百比丘尼は、手塚治虫原作『火の鳥 異形編』のモチーフとなっていて、
男として育てられてきた女性・左近介(さこんのすけ)が、八百比丘尼を殺害後、 時間の無限ループにに閉じ込められてしまい、
「自らが八百比丘尼にすり替わった挙句、数十年後にやってくる自分自身・左近介に殺される」
ということが永遠に繰り返される・・・
という恐ろしいお話でございました
(ill゚д゚)
八百比丘尼の伝説は、日本各地にあり、内容は少しずつ異なっているのですが、
その概要について説明いたしますと、
・・・若狭の国(福井県)の、とある長者が、ある宴会に招かれた。
そこで出された「人魚の肉」を持ち帰ったところ、
まだ少女であった娘の八百比丘尼が、誤って食べてしまい、
不老不死となる。
しかし、彼女は、家族や知り合いなど愛する人を、常に見送る立場になってしまったことをはかなんで、尼となる。
その姿は、いくつになっても15~16歳の少女のままであり、雪のように白い肌のため、「白比丘尼」とも呼ばれた。
その後、彼女は、普通のお姉さんに戻るための方法を探して、全国を旅するかたわら、困っている人を助けたが、
800歳を迎えた頃、地元の若狭に戻って、洞窟で即身成仏して、人生を終えた・・・
ということになります。
※福井県の「空印寺」の境内にある「八百比丘尼入定洞」
・・八百比丘尼の父親が、招かれたという宴会は、
海の中にある「竜宮」もしくは「蓬莱国」であったともされており、
「空印寺」に伝わる掛け軸には、海の中で歓待を受ける長者の姿や、人魚を調理する光景が描かています
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
・・そんな八百比丘尼に存在を裏付ける資料としては、
『中原康富記』:朝廷の役人である中原康富の日記
『臥雲日件録』:臨済宗の僧侶である瑞渓周鳳の日記
『唐橋綱光卿記』:貴族である唐橋綱光の日記
が挙げられます。
これらの日記には、1449年の夏のほぼ同時期に、800歳だとされる八百比丘尼が上洛したことが記録されていて、
当時の京の都では、彼女を一目見ようとする見物客であふれかえっていたようです。
また、八百比丘尼は、京都御所にも来訪していたようで、彼女を見るためには、見物料が必要だったそうです
(;・∀・)
民族学者である柳田國男は、これらの記述から、八百比丘尼が生まれた時期を、「大化から大同の中間に生まれた人であろう」と推定しています。
(※「大化」は645年~650年、「大同」は806年~810年)
つまり、八百比丘尼は、「大化の改新」の直後から、「応仁の乱」の直前まで生きた可能性があるのです
( ´゚д゚`)エー
・・しかし、八百比丘尼の不老不死は、「人魚の肉を食べたから」ということになっていますが、
そもそも「人魚」からして、存在が疑わしい未確認生物なのでございます。
「人魚」については、
スターバックスのロゴマークとして使用されていたり、アンデルセン童話『人魚姫』の主人公となっていたりして、
そのキャラクター自体は、比較的ポピュラーです。
日本では、江戸時代の書物『絵本小夜時雨』の中で、
1800年、大阪で、「人魚」が釣り上げられた、ことになっています。
その人魚は「顔だけが人間で、幼児のような泣き声を上げた」とか・・・
そんな眉唾な人魚ですが、
近年、米国の歌手デミ・ロヴァートが、人気トーク番組に出演した際、人魚や宇宙人の存在について、
「いるわよ」
と断言してしまい、スタジオを騒然とさせたことで話題となりました
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
・・マロ的には、人魚というと直感的に、
地球外生命体・アヌンナキであり、人類を創造したという「エンキ」を連想してしまいます。
シュメール文明では、そのエンキが、まるで、人魚のような姿で描かれることがあったのです。
また、エンキは、象徴的に「ドラゴン」ともされることから、
八百比丘尼の父親が招かれたという「竜宮」と「人魚」、
そして、「アヌンナキ」や「エイリアン」という言葉が、妙にリンクしてくるのでございます。
つまり、人魚は、地球外に起源を持つ宇宙人だった可能性が示唆されるのです
( ´゚д゚`)エー
そして、この現代において、
クレド・ムトワ(Cred Mutwa)という人物が、なんと、「宇宙人を食べた」と主張して、世間を驚かせました
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
クレド・ムトワ師は、アフリカのズールー族のシャーマンなのですが、デイビット・アイクと交流があり、
ともに、「爬虫類型異星人が人類を支配してきた」と主張する陰謀論者でもあるのです。
※グレイを食べたというクレド・ムトワ師
1999年に、リック・マーティン(Rich Martin)氏が、デイヴィッド・アイクやジョン・ジョウサート(John Joucert)博士の手引きを受けて、クレド・ムトワ師に実施したインタビューによると、
・・(当時から遡って)50年ほどの間に、アフリカ南部の山岳地帯にある国家「レソト王国」(Lesotho)に存在する、通称「泣き石山」では、エイリアンの宇宙船が何度も墜落していて、新聞でも記事にもなったそうです。
そして、地元のアフリカ人が、その現場で、「神」と信じられているグレイ・エイリアンの死骸を発見した場合、解体して、「儀式として食べていたのだ」といいます
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
そんなある時、ムトワ師は、友人から、いわゆる「空の神」グレイ・エイリアンのものだという肉片をもらい、ムトワ師と友人と友人の妻の三人で、その肉を食べてしまいました
エェ━━━( ゚Å゚;)━━━!!?
その肉は、銅を含んだような味がして、独特の臭みがあったとか・・
すると、食後、体中のいたるところに、発疹やジンマシンが出て、まるで、天然痘みたいになったといいます。
また、血便が出て、体中の穴という穴から出血し、死にかけたそうです
ヒィー(((; ゚Д゚)))ガタガタ
・・普通に、腐っていたのでしょうか?
( ´゚д゚`)エー
いやしかし、どうも腐った肉を食べたわけでは無いようで、
発疹が引いて、まるで、蛇の脱皮のように新しい皮膚が現れた頃、
今度は、なぜか、笑いがとまらなくなり、ささいなことでも笑い転げるようになった、といいます
((((; ゚д゚))))アワワワワ
・・そして、その後、ある種のドラッグを飲んだ時のように、気分がハイになり、
水を飲んでもワインの味に感じ、
また、「自分が宇宙の中心にいる」ような不思議な感覚を味わったそうです・・・
参考URL: https://www.bibliotecapleyades.net/esp_credo_mutwa03.htm
ムトワ師の証言や、手塚治虫の『火の鳥 異形編』の描写から感じるのですが、
もしかすると、八百比丘尼は、異世界の生物を食べたことによって、宇宙意識と一体となり、
一般人とは異なる時間・空間感覚を持つに至った可能性が否定できません
( ´゚д゚`)エー
過ごした社会や文明によって、時間の流れが異なることは、
『浦島太郎』の物語でも描写されています。
また、歴史的にも、時代によって「時間の感覚」は異なっていて、
例えば、現代人からすると、平安貴族の会話は「おそろしくスローモーション」だったことが分かっています。
※TV番組『たけしの教科書に載らない日本人の謎』で平安時代の話し言葉について語る大東文化大学の山口謡司氏
さらに、驚くべきことに、現代物理学者の中には、「ブロック宇宙論」など、「時間の実在を否定する」考えがみられるのです
( ´゚д゚`)エー
イギリスの物理学者であるジュリアン・バーバー(Julian Barbour)博士も、
「宇宙には、時間は存在しておらず、時間とは、あくまで"人類の感覚"に過ぎず、単なる幻想だ」
と主張しています。
また、バーバー博士は、本来、全ての生命体は「不死の存在」である可能性を示唆しているのです。
・・・もしかすると、八百比丘尼が「お伽話」なのではなく、
私たち自身が、それぞれの人生という「お伽話」の主人公であるに過ぎないのかも知れません。
つづく
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