アヌンナキの伝説⑨ 縄文人の世界進出!?
前回の記事では、「縄文人がシュメール人となった」という説をお話しましたが、
今宵は、縄文人の世界進出について、よりアカデミックな視点から迫ってみたいのでございます
(・∀・)スンスンスーン
熊本県で出土した曽畑式縄文土器が、ハワイのラピタ土器と文様が似ていることをすでにご紹介しましたが、
他にも、エクアドルの小さな漁村であるバルディビア(Valdivia)で縄文土器と似た土器が見つかっています。
この土器は、1965年に、アメリカのスミソニアン協会のエバンス博士夫妻によって発表されたもので、アメリカ大陸で、最古の土器文化(紀元前3000年頃)であるとされています。
かねてより、エバンス博士は、バルディビア土器文明が、突然起こっていることから、日本の縄文人が海を渡ってもたらしたものであると主張していました。
そして、それを裏付けるかのように、南米バルディビア土器と似た文様を持つ縄文土器が、九州の熊本と鹿児島、そして宮崎でも発見されているのでございます。
とりわけ、宮崎県の跡江貝塚遺跡からの出土した土器は、文様が、バルディビア土器と実にそっくりであると話題になっています
( ´゚д゚`)エー
また、愛媛県上黒岩遺跡では「女神石」と呼ばれる線刻石が出土していますが、この女神石もバルディビア遺跡で発見されており、両地域の関連が示唆されています。
ちなみに、バルディビアでは、「バルディビア・ビーナス」と呼ばれる女神像が町のシンボルとなっているのでございます。
どこか、「縄文のビーナス」や「イナンナ像」を彷彿とさせます。
特に、右端の女神像などは、どうみても、目の位置や輪郭からして、人間の風貌ではありません
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
これは、アヌンナキなのでございましょうか?
ヒィー(((; ゚Д゚)))ガタガタ
また、スイスの考古学者でSF作家でもあるエーリッヒ・フォン・デニケン(Erich von Daniken)が、エクアドルの古代地下都市跡で、日本の縄文土器と黄金板碑文(「アンデスの黄金板」)を発見しているのでございます。
デニケンは、意味不明で解読不能の黄金板に刻まれた文字は、宇宙語であると主張していましたが、これを日本の神代文字の一つである「出雲文字」で解読できてしまったというのだから驚きです
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
さらに、1986年には、アメリカのフロリダ州でミイラ化した約7000年前のヒトの脳組織が発掘され、話題となりました。
発見当初は、いわゆるアメリカ・インディアンの祖先のものと考えられていたのですが、
カリフォルニア大学が、この脳組織から抽出したmtDNA(ミトコンドリア・デオキシリボ核酸)を解析したところ、
現代のアメリカインディアンの中には、該当する塩基配列を持つ人が見い出せなかったのでございます。
ところが、日本の遺伝子研究の権威である宝来聰博士が調べた現代日本人の中の多くが、ミイラと同じ配列を持っていることが判明しました。
つまり、現代日本人と7000年前に生きていたフロリダのミイラが、遺伝子レベルで共通の基盤を持っていたのでございます。
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
フロリダのミイラは、北米でアメリカインディアンが出現する遥か昔に、日本から太平洋を渡って北アメリカ大陸に移住した民族がいたことを証明してしまったのです。
さらに、田島和雄氏らの研究によると、チリ北部アタカマ高原のミイラ(約1500年前)のDNA鑑定を行った結果、
これらのミイラが成人T細胞白血病に関係した大変珍しいウイルスである「ヒトT細胞白血病ウイルス1型」(Human T-cell leukemia virus type 1:HTLV-1)に感染している事が判明したのでございます。
このウィルスは、アンデス高原先住民族や日本の九州西南部に分布する日本人と全く同型であり、
この研究が発表された『Nature Medicine』誌によると、日本人とアンデス先住民とは、人類学的つながりがあり、ウイルスに感染した縄文人が、1万年以上前に南米に進出したのではないかと考えられているのでございます
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
・・縄文人が、環太平洋地域に分布していたことは、もはや間違いなく、
極論すれば、古代アンデス文明は、古モンゴロイドである縄文人が関わっていると思われるのでございます。
また、縄文人が海洋民族であった証拠として、日本各地で、縄文時代に使用されていた「丸木舟」が出土しているのでございます。
そんな丸木舟は、丸太を刳り貫いて作られた極めて単純な構造の船にございますが、少なくとも約7500年前の縄文時代後期まで遡るといわれます。
なんと、縄文人は、このような粗末な船で、太平洋を渡ったことになるのでございます
( ´゚д゚`)エー
川口浩探検隊じゃないのですからっ
(; ゚Д゚)
また、Y染色体のDNAは男系子孫にのみ伝わっていくため考古学的な調査に用いられ、Y染色体を調べることによって、人種のルーツとなる祖先を遡ってゆくことができます。
最新の遺伝子研究によると、我々日本人は、DNAの中身が、同じ東アジアの中国や韓国とは、かなり異なっていることが判明しており、
世界では珍しい古代血統とされるY染色体の「D系統」が日本人に多いのでございます。
そして、このD系統は、アジア人というよりは、地中海地方や中東に広く分布するE系統に近いというのだから驚きです
( ´゚д゚`)エー
また、同じD系統であっても、日本人のD系統は、D2系統というもので、これは、世界の中で日本人にしか存在しない固有の系統になります。
D2系統の遺伝子は、現代の日本人にも、相当に高い頻度で残っていますが、特に、沖縄本島やアイヌ人、そして、本土の山間部では、頻度が高くなっております。
つまり、D2系統は、縄文人の特徴ともいえます。
D2系統は、特徴的な変異である「YAP」(ヤップ)とよばれる300塩基ほどの挿入部分を持ち、これは D系統とE系統の遺伝子のみに含まれ、他には存在しないのでございます。
そのため、DE系統のDNAは、YAP型(YAPハプロタイプ)と呼ばれたりもいたします。
また、世界的なD系統の遺伝子の分布に注目してみると、日本以外では、
ほぼ3ケ所の地域に限定集中していて、他の地域では、ほとんど見られないのです。
その3ケ所とは、中国内陸部のチベット、インドの南端地域、そして、現在のイスラエルです。
たしかに、チベット人のダライラマ14世は、日本では、その辺にいそうです
( ´゚д゚`)エー
また、イスラエルの失われた12部族のうちの、エフライム族とマナセ族が、がD系統であることが判明しています
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
他のイスラエルの部族は、E系統を持っているそうです。
ちなみに、E系統は、D系統から派生したものと考えられています。
日本人の持っているタイプであるD系統は、古代イスラエルのある氏族、つまり、古代ユダヤ人の一部が持っていた遺伝子と同じことになり、現代では、「日ユ同祖論」の根拠の一つとされています。
・・当然のことながら、Y染色体DNAは、男性の系図を表しますので、D系統の分布は、縄文男性が、世界のどの地域に広がっていったのかを見ることができます。
つまり、縄文人の一部が、男性だけで日本を出発し、大陸に渡ると、
「辿り着いた地域で、一定期間滞在して子孫をつくり、誕生した男の子たち全員を引き連れて、再び旅立った・・」
ということを繰り返したことになります
(;・∀・)
不思議なことに、その地域で産まれた縄文人のハーフの女の子は旅に連れて行かなかったことになるのです
・・男はロマンの生き物であり、行く先々で女をつくるのでございましょうか?
もちろん、これはあくまで仮説であり、YAP遺伝子をもつ人々が、大陸から日本に渡来してきたという見解が圧倒的に多いと思われます。
しかし、先程ご紹介した「ヒトT細胞白血病ウイルス1型」(HTLV-1)に関して、
フランスのオリバー・カサール(Olivier Cassar)らが発表した
「HTLV-1のサブタイプA~Gの地理的分布地図」
(Map of the geographical distribution of HTLV-1 subtypes A-G)
を観てみると、
たしかに、HTLV-1は、明らかに環太平洋地域に分布しているのですが、
ユーラシア大陸においても、中国大陸の一部、インド亜大陸の一部、ペルシャ湾岸地域、地中海地域にも分布が見られ、同地域における人類学的関連性が示唆されます。
ところが、驚くべきことに、日本に特有のサブグループについては、なぜか、インドにも見られるのでございます
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
つまり、縄文人は、環太平洋地域ばかりでなく、ユーラシア大陸を西に移動した可能性が極めて高いのでございます。
・・縄文人が世界各地に大移動を行った理由としては、喜界カルデラが挙げられます。
鹿児島県沖にある「巨大なニキビ跡」のような喜界カルデラは、今から7300年前に、巨大な海底火山が大噴火を起こして出来たもので、
この大爆発により、当時南九州に住んでいた縄文人を絶滅させたといいます
( ´゚д゚`)エー
また、この噴火により、九州地方から西日本一帯にかけての縄文文化が途絶えたことも判明しています。
しかしながら、神戸大学の調査で、この海底火山が今も活動を続けていることが分かったというのだから驚きです。
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
「喜界カルデラ周辺の海底で、マグマが活動的となっている」という神戸大学の調査結果を受けて、マスコミでも報道されているのでございます。
また、試算によると、
「もし、約7300年前に九州南方で起きた『喜界カルデラ噴火』と同じ規模の爆発が起こった場合、日本で1億2千万人が死ぬ」
と言います
アヒャアー(((; ゚Д゚)))ヒィーガタガタ
ほとんど、日本人全員じゃないですか
(; ゚Д゚)
また、先程ご紹介した、南米のバルディビア土器との関連が指摘される宮崎県の跡江貝塚遺跡は、1万2000年前~7000年前の物とされているのですが、
発見者の日高祥氏によると、
「アカホヤ層(喜界島噴火による火山灰層)の直下まで、土器が埋まっている」
とのことから、約7300年前の喜界島大噴火まで続いた土器文明であることは間違いありません。
そして、地球人類最初の文明は、今から6000年以上前にメソポタミア南部(現在のイラク付近)で興ったシュメール文明とされていますが、
唐突に起こっていて、実際には、まったく出自が分からない謎の文明とされているのです。
しかし、「喜界島噴火」以後、縄文人が日本を離れ、同地域に移住したと仮定すれば、年代的にも矛盾はないのでございます
( ´゚д゚`)エー
・・『九鬼文書』は、藤原氏の末裔である九鬼(くかみ)家に伝わる古文書ですが、そこには「世界の文明は日本から発祥した」という記述があるのでございます
(; ゚∀゚)
同じく古史古伝である『竹内文書』が伝える内容と類似しており、
また、熊本の幣立神宮に伝わる「五色人伝承」も、どこか似た内容であるのが興味深いところです。
つまり、世界最古の文明は「縄文文明」であり、人々は平和に暮らしておりましたが、
今から7000年以上前の喜界島の大噴火などの影響により、
命からがら、世界各地に避難した日本人たちが、世界の古代文明の礎(いしずえ)を築いた可能性が極めて高いのでございます
エェ━━━( ゚Å゚;)━━━!!?
つづく
併せて読みたい記事:
Follow @cho_inoshikacho
※はしたなくもブログランキングに参加しております!
やんごとなき訪問者様、一日一クリックで、いざ超猪鹿蝶を大きくいたしませう!!
全部押してもらうと精霊たちが喜びまするヽ(・∀・)ノ ワーイ ヾ(・∀・)ノ ウキャキャ ヽ(´∀`)ノ アヒャアヒャ
| 固定リンク
コメント