仏教とキリスト教は、よく似ている!?
前回、「日本のお稲荷さんは、キリスト教」という説をご紹介しましたが、
仏教についても、キリスト教との類似点がみられるのでございます
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まず、両宗教の教祖である釈迦とイエス・キリストからして、どこか相似しています。
①両親の名前が似ている
釈迦の母親は摩耶(Maya)と言い、イエスの母・マリア(Maria)と似ています。
しかも、釈迦の父は「浄飯王(じょうぼんのう)」と言いますが、
イエスの父ヨセフは、イタリア語で「ジョヴァンニ」(Giovanni)と発音するので、やはり似ています。
②母親が、聖霊により身ごもっている(処女懐胎)
③水の上を歩いた
イエスは湖の上を歩き、釈迦はガンジス川の上を歩いて渡りました。
④悟りの前に悪魔に誘惑された
⑤当時の一般的な宗教的慣習を痛烈に批判し、独自の教えを過激に展開した...etc
これらの類似点は、後に成立したキリスト教の方が、仏教の考えを取り込んだと考えるのが自然です。
・・ちなみに、イエスが伝道を開始する前の、消息不明となっている期間に、仏教を含めたインドの宗教哲学を学んでいたという説があります
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ロシアのジャーナリストであったニコラス・ノートビッチが、ヒマラヤ山麓の僧院ヒスミ寺院において、古文書「聖イッサ伝」の写本を発見しました。
この「聖イッサ」と呼ばれる人物が、イエスのことだというのです
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
彼の話は、1894年に『キリストの知られざる人生』("The unknown life ofJesus Christ")として出版されて反響を呼びました。
「聖イッサ伝」によると、「聖イッサ」は、仏教を学ぶため、インドのカシミール地方に滞在した後、シュードラなど最下層の人々のために伝道して敬愛を受けたのですが、支配者階級から迫害されたそうです。
また、アカシックレコードが読めたというエドガー・ケイシーは、
「イエスは13歳から16歳まで、最初はインド、次にペルシャ、エジプトで学んだ」
とリーディングしています(5749-2)
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・・少なくとも、キリストがいた当時のヘレニズム世界とインド亜大陸の間には、文化的交流があり、人の往来はあったようです。
そして、その流れの中で、仏教思想が、キリスト教の成立に影響を与えていたとしても何ら不思議はないのです。
また、アメリカのサンスクリット学者のエドワード・ウォッシュバーン・ホプキンスは、著書"Origin and Evolution of Religion"において、
「イエスの生涯、誘惑、奇跡、寓話、そして弟子までもが直接に仏教に由来するものだ」
と主張しています。
その後、キリスト教は、ほどなくして、十二使徒の一人である聖トマスの働きにより、インドに伝来します。
(マロ的には、キリスト本人による伝道であったと睨んでいますが、)
紀元1世紀にインドに伝わったキリスト教は、2世紀には広く受け入れられ、3世紀にはキリスト教の組織も確立して、信徒が爆発的に増えたそうです。
・・当時、仏教が、一部の限られた出家者しか救われないとされていたのに対し、
キリスト教では「主の御名を呼ぶ者は誰でも救われる」と説いていたのが、キリスト教が信者を増やした要因だったようです。
それを受けて、日本で、「八宗の祖師」と呼ばれ、大乗仏教を体系化したとされるインドの「龍樹(ナーガールジュナ)」(紀元150年~250年頃)が、
信者の獲得に成功しているキリスト教思想に触れて、それまでのインド仏教に、キリスト教的テイストを注入した可能性は十分考えられます。
ちなみに、キリスト教と仏教(大乗仏教)は、思想の上でも類似しています。
①「神の愛」と「阿弥陀如来の慈悲」
②「ハルマゲドン」と「末法思想」
③「天国・地獄」と「地獄・極楽」
など
また、大乗仏教の経典である法華経と聖書も、
法華経の長者窮子と、ルカ福音書の放蕩息子話など、
両者には共通点が多く、
法華経が、キリスト教の影響を受けて創られた可能性があります
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つまり、初期には、仏教の影響を受けて成立したキリスト教が、
逆に仏教に対して大きな影響を与えたというわけです
ヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ
その後は、仏教とキリスト教の思想は、名目上は異なる宗教ながら、どこか渾然一体となって東方に伝わってゆきます。
ちなみに、聖徳太子は、「厩(うまや)の前で生まれた」という厩戸皇子と呼ばれて、キリストを彷彿とさせますが、
太子の母・穴穂部間人(あなほべのはしひと)は、
「西方の救世観音菩薩が口から胎内に入り、厩戸皇子を身籠もった」
と言われ、
キリスト教なのか仏教なのか、訳のわからない太子出生伝説となっています
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
また、観音菩薩と聖母マリアは、どこか親和性があるようで、
江戸時代の日本では、キリスト教は厳しく弾圧されたのですが、
隠れキリシタンの中には、観音菩薩像を聖母マリアに見立てて崇めていました。
「マリア観音」として知られていますが、実際には観音菩薩そのものであったそうです
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また、空海が日本に伝えた真言密教も大乗仏教の流れを汲み、キリスト教の影響を少なからず受けています。
空海が留学していた当時の唐の長安では、西方から伝わったマニ教、ゾロアスター教、景教など、さなざまな宗教が存在し、空海に影響を与えたそうです。
・・というより、そもそも、空海の母親の実家である阿刀氏は、元は、渡来人である弓月君を祖とする原始キリスト教徒だったのです
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そのためか、高野山では、いまでも儀式の始めに十字を切るそうです(中印といいます)。
また、真言宗の儀式にある灌頂(かんじょう)は、キリスト教の洗礼バプテスマそのものです。
そして、高野山奥の院には、景教碑(けいきょうひ)が存在し、
これは中国に実在した「ネストリウス派キリスト教」に関する古碑のレプリカであり、E.A.ゴルドンという女性よって寄贈されたそうです。
※中央の正十字の紋章が眩しい高野山の景教碑
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そのゴルドン女史は、「キリスト教と仏教の根本同一」というテーマで研究を行っており、『弘法大師と景教』という著作もあるそうです。
やがて、空海は、61才で死ぬ直前に、
「わたしは・・・弥勒と共に再び地上に現われるであろう」
と言い残しております。
けっして、死ぬことのない空海は、現在、奥の院で修業しているといいます。
今でも、高野山では、一日2回の食事が運ばれているというのですから、驚きです
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
「弥勒が再臨するときに地上に現れる」とは、キリスト教の再臨信仰を彷彿とさせます。
しかも、歴史的に、弥勒とメシアは同一人物なのだそうです。
そして、「キリスト」の語源もメシアなのです。
ハンドサインを同じくするキリストと弥勒菩薩
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
・・・日本人は、生まれた時は、お宮参りをして神社で祝福され、
結婚する時は、キリスト教の教会で愛を誓い、
やがて死ぬ時には、仏教のお坊さんに導かれますが、
すべては、キリスト教でつながっているということになります。
現在は、暗号のように隠されて、都市伝説のような言われ方をしていますが、
我々日本人は、もっとキリストを身近に感じてもよいのではないでしょうか?
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