「サリーちゃんのパパ」の戦慄の正体!
サリーちゃんのパパは、「魔法の国」の国王でございます。
その風貌は、2本角のような髪型で、カイゼル髭を生やし、全身黒ずくめのタイツと黒マントを身にまとっています
(ill゚д゚)
また、サリーのパパは、第1話の登場シーンからして、ぶっ飛んでおり、銀河系の彼方から、竜巻状の飛翔体となって、居城に戻って来るのでございます
( ´゚д゚`)エー
そして、肉体が物質化する際には、プラズマ状の炎の中から出現するのでございます
((((; ゚д゚))))アワワワワ
性格的には、たいへん威厳に満ちていますが、すぐに激昂する短絡的な精神性を有しております。
第1期『魔法使いサリー』の第9話「パパはお天気や」で、学校で廊下に立たされるサリーを見たパパは、
「私の娘が、人間の学校で、人間ごときに立たされるとは、なんということだ!」と大激怒。
怒りのあまり、嵐を召喚しましたが、なぜか、自分の城の中を荒らしてしまったのでございます
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
そして、パパは、人間界に死神やメフィストといった悪魔たちを送り込んで、サリーを魔法の国に連れ戻そうと画策します。
・・こうした特徴を勘案すると、どうもサリーのパパは魔物の首領的な存在であり、悪魔メフィストフェレスを従えていることから、
「パパは、魔王“サタン”である」という位置づけができるのでございます
( ´゚д゚`)エー
また、サリーの祖父は、アニメオリジナルキャラクターではございましたが、「大魔王」ということになっておりましたので、もはや確信犯です。
ちなみに、キリスト教、特に西方教会(カトリックやプロテスタント)において、魔王サタンは、堕天使ルシファー(Lucifer) と同一視されています。
ルシファーとは、「明けの明星」を指すラテン語であり、「光をもたらす者」という意味を持ちます。
ルシファーは、元は天使たちの中で最も美しい大天使であったのですが、天使たちの1/3を率いて創造主である神に対して反旗を翻します。
しかし、あえなく失敗に終わり、反乱に加わった天使たちと共に地球に追放され、「堕天使」となったと言います
ヒィー(((; ゚Д゚)))ガタガタ
ちなみに、ルシファーの反乱の原因は、神(創造主)の、「自分に似せて作ったアダムに拝礼せよ」という命令を拒んだためとも言われます。
旧約聖書「イザヤ書」14章12節には、
「黎明の子、明けの明星よ、あなたは天から落ちてしまった。もろもろの国を倒した者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった。」
と記述されています。
また、新約聖書「ヨハネの黙示録」12章7節~9節にも、これに酷似した描写があります。
「さて、天では戦いが起った。ミカエルとその御使いたちとが、龍と戦ったのである。
龍もその使いたちも応戦したが勝てなかった。そして、もはや天には彼らのおる所がなくなった。
この巨大な龍、すなわち、悪魔とかサタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たヘビは、地に投げ落とされ、その使たちも、もろともに投げ落された。」
さらに、イスラム教の聖典『クルアーン』にも類似の話があり、
「イブリースは粘土から作られたアダムに跪拝せよという神の命に背いて堕落した」
と数箇所で述べられているのです。
・・しかし、その後、神が創造したアダムとイヴも禁断の果実を食べてしまい、楽園から地上へ追放されます(旧約聖書『創世記』・失楽園)。
しかも、旧約聖書で、「イヴをそそのかした蛇(ドラゴン)は、ルシファーだった」というのだから驚きです
( ´゚д゚`)エー
・・かくして、我々人類と、ルシファー率いる悪魔たちは、地球上で共存することになったのです。
そのように考えると、以前ご紹介した「地球監獄説」は、宗教学的にも正しいように感じます。
参考記事:
http://cho-inoshikacho.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-031b.html
宗教学的には、ルシファーが、蛇もしくはドラゴンとして、象徴的に表現されています。
日本において龍神は、天候をつかさどる神と言われますが、サリーのパパが怒った時に、嵐を呼ぶというのもうなずける話です。
また、パパがルシファーだとすると、自分が堕天使となった原因でもある「人間」を毛嫌いする理由も納得できるのです。
そして、ルシファーたち堕天使は、エーテル界の意識体と言われ、人類よりは遥かに高度な存在であるとされます。
そのため、彼らが、3次元の物質界に影響を与える様子が、サリーたちが日常用いる「魔法」として描写されているのかも知れません。
ちなみに、秘密結社「フリーメイソン」は、ルシフェリアンと呼ばれる悪魔教信者ですが、彼らはルシファーを絶対神として崇拝してます。
つまり、「夢野サリー」は、「パパ=サタン=ルシファー」の子であり、漫画『魔法使いサリー』は、悪魔崇拝と言っても過言ではないのでございます
アヒャアー(((; ゚Д゚)))ヒィーガタガタ
・・原作者の横山光輝氏は、キャラクター設定の際、悪魔教を意識しているのは間違いありません。
しかし驚くべきことに、我々日本人は、元々、龍神信仰を持っており、古来より、ルシファーを礼賛していたのも事実なのでございます
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
「スサノオ」の神話も、天界から地上に投げ出された物語として、ルシファーの追放劇と一致します。
つまり、日本人自体が、伝統的に悪魔崇拝であるということも言えるのです。
ちなみに、マロも熱心に龍神を信仰しております。
・・・・。
テレビ画面の「サリーちゃんのパパ」に向かって、思わず、龍神祝詞を捧げるマロにございました。
併せて読みたい記事:
Follow @cho_inoshikacho
※はしたなくもブログランキングに参加しております!
やんごとなき訪問者様、一日一クリックで、いざ超猪鹿蝶を大きくいたしませう!!
全部押してもらうと精霊たちが喜びまするヽ(・∀・)ノ ワーイ ヾ(・∀・)ノ ウキャキャ ヽ(´∀`)ノ アヒャアヒャ
| 固定リンク
コメント