コカ・コーラの "コカ" は、コカインのコカ!?
マロは、"コカ・コーラ"が大好きであり、各種店舗のドリンクの選択では、いつもコカ・コーラをオーダーしています。
そんな我々にも身近なコカ・コーラを生み出したのジョン・ペンバートン(John Stith Pemberton)という薬剤師にございました。
コカ・コーラは、1800年代後半のアメリカで流行していた、いろんな生薬をソーダで割って提供していた薬局のドリンクバー「ソーダ・ファウンテン」で販売されていたものです。
1886年5月、ペンバートンが開発した「コカ・コーラ」は当初、「頭痛薬」として発売されたのでございます
( ´゚д゚`)エー
ちなみに、「ペプシコーラ」も元々は胃薬でございます。
1894年、ノースカロライナ州で生まれたペプシ・コーラは、消化酵素の「ペプシン(pepsin)」から名付けられ、、当初は「消化薬」として販売されていたのです。
ペプシンは、胃液に含まれるたんぱく質分解酵素で、胃液中でたんぱく質をプロテオースないしペプトンの段階まで消化します。
ですので、お肉料理には、コカ・コーラよりもペプシ・コーラがマッチするかもしれません
(;・∀・)
しかし、問題なのは、コカ・コーラのコカ(coca)はコカイン(cocain)のコカであることです
(; ゚∀゚)
開発当時、コカ・コーラは、コカの葉を使用していたそうです
( ´゚д゚`)エー
コカの葉自体は、コカイン濃度は薄いのですが、コカの葉から抽出・精製して作られるコカインには、中枢神経を刺激する精神興奮作用があり、
場合によっては麻痺を引き起こし、さらには依存性を生じさせます
ヒィー(((; ゚Д゚)))ガタガタ
コカインと言うと、すぐに"麻薬"というネガティブなイメーが浮かびますが、微量なコカには体力回復や中毒症状の緩和など様々な薬効があるのです。
そのため、昔は奴隷達の間で、重労働に対する疲労回復薬として使用されたそうにございます。
つまり、コカ・コーラは、コカの葉の興奮性・酩酊性がストレスを軽減させ、労働者には疲労の軽減をもたらしくれるだけでなく、
コカインの習慣性(中毒性)が、顧客をリピーターにして、大量消費を促す魅惑の飲料であったのでございます。
また、コカ・コーラには、「コーラの実」のカフェイン興奮作用や、砂糖の大量添加による大脳の活性化も手伝って、全米で大ヒットとなりました。
・・当時のコカ・コーラは、「ドープ(麻薬)」とあだ名され、アメリカ国民には、安価な麻薬飲料という暗黙の了解があったようにございます。
ちなみに、近年、「コカイン」のことをスラングで「コーク」と呼ぶのは、けっして間違いではなかったのです。
そりゃ、コカインが含まれたコーラを飲めば、さわやかにもなるでしょう・・
なお、当時はコカインに対する規制はありませんでした。
しかし、医療機関で、麻酔薬としてのコカインが浸透していった結果、患者の中に麻薬中毒者が発生するようになり、
これを受けて、アメリカ政府は1903年に「コカイン販売禁止法」を制定します。
また、コカ・コーラが売れるにつれて、麻薬コカインの成分が含まれていることに対する非難が強まったために、
1888年に発明者のペンバートン博士から「コカ・コーラ」のレシピを購入し、流通させていたエイサ・G・キャンドラー(ザ・コカ・コーラ・カンパニー初代社長)は、
コカ・コーラ独自のフレイバーを保つため、コカの葉を使いながらも、コカイン成分を抜くことに成功したそうにございます。
コカ・コーラは、コカインの使用を中止し、代わりにカフェインが用いられるようになり現在に至るということです。
・・さらに、1909年には、
「コーラの実の抽出液に含まれるカフェインが、人体に有害なレベルの量に達している」
とFDA(アメリカ食品医薬品局)からの査察が入ってしまったのでございます。
結局、コカ・コーラ社は、問題になったコーラの実の使用せず、直接化学合成されたカフェインを混ぜることにしました。
しかし、こうした一連の対応策に対して、
「今まで、有害な薬物を販売していたのか?」
と追及されたキャンドラー氏は、
「コカ・コーラには、これまで一度もコカインは含まれたことはなかった」
と宣誓してしまったのでございます
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
コカ・コーラ社は、このタブーに関しては口を濁し、
キャンドラー氏の宣誓に準拠する形で、
「コカ・コーラには、コカインが使われたことは無い」
と回答することが多いということです・・・
しかしながら、商標の関係で、商品名には未だに、コカイン(cocain)を表す、コカ(coca)が含まれるという異常事態になっているのです
(ill゚д゚)
また、レバノンのフランス語紙『 L’Orient Le Jour』が、
「フランスのマルセイユに近いコカコーラ工場で、従業員が末端価格5000万ユーロに上る約370キロのコカインを見つけてしまった」
と報じたのでございます
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
いずれにせよ、コカ・コーラとコカインの関係の真相は未だ闇の中なのです。
・・しかし、この記事を書いているマロは、今でもコカ・コーラの大ファンであり、実を言うと、コーラを飲みながら文章を打っているのでございます。
もともと、コカ・コーラの製法は、コカの葉をすり潰して摘出した液体に炭酸水を混ぜ合わせたの始まりで、
コカの原産地であるアフリカやブラジル等の先住民たちに受け継がれてきたものが元になっている言われています。
また、ローマ法王レオ13世がこよなく愛した"Mariani Wine"と呼ばれるワインは、ボルドーワインとコカの葉を組み合わせた飲料だったのです
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
人類はコカの葉に親しんできたは事実なのです。
コカの葉やカフェイン、そして砂糖の大量摂取を問題に思う人は、飲まなければよいだけの話なのです。
・・・・。
コ~カ・コーラ~~♪、
さわやかになる一時~~~~♪♪
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