シヴァ神の正体!
前回の記事で、女神パールヴァティの正体は、
ぶっちゃけ、観音菩薩であると豪語いたしましたが、
そうであるならば、
旦那様のシヴァ神は、日本では、
どんな神様になっているのでしょうか?
それは、ずばり、
不動明王
でございます。
不動明王は、サンスクリット語では
「アチャラナータ」と呼びますが、
acalaで「動かざる・不動の」
naathaで「守護者」
これは、もともとヒンドゥー教における
シヴァ神の異名にございます。
・・ヒンドゥー教徒は、ヨガの神様でもあるシヴァ神が、
チベットのカイラス山で、何千年も瞑想していると信じていることから、
(瞑想中で)「動かざる守護者」、つまり、
アチャラナータと呼ばれるようになったそうにございます。
また、名前が一致する以外にも、両者には、
以下のようにいくつかの共通点がみられます。
(※画像は左がシヴァ神、右が不動明王)
①体が青い
両者とも独特な肌の色をされております。
神様でも、ブルーの皮膚は珍しいのでございます
(;・∀・)
②粗末な衣服を着ている
両者とも、けっして贅沢な格好をしておらず、
肌の露出も多めでございます。
不動明王にいたっては、
「行者の残飯を食す」と言われます
( ´゚д゚`)エー
両者とも、大変つましい性格をしておられるのでございます。
③武器を持っている
シヴァ神は、三叉戟という三又の槍を持っている一方、
不動明王は剣を持っておられます。
しかも、不動明王の持っている剣は、
三鈷剣と呼ばれ、やはり構造的に三又となっているのでございます。
④蛇(龍)と関係がある
シヴァ神の首には蛇が巻きついており、
不動明王の剣には龍が巻きついています
(ill゚д゚)
もともとインドには「龍」という概念が無いだけで、
龍と蛇は同じものと考えてよいのでございます。
⑤火炎と関係がある
不動明王の背後には、必ず、迦楼羅炎(かるらえん)という炎が象徴的に描かれますが、
インドでは、シヴァ神もアグニ神という火の神と同一視されています。
ちなみに、インドのミサイルは、アグニといいます
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
⑥性格が荒々しい
シヴァ神は、「破壊の神」として有名ですが、
不動明王は、怒りの形相をしており、
仏敵や教えに従わない衆生を調伏するために恐ろしい顔で威嚇します。
・・この辺りの話は、学生時代の怖かった生活指導の先生を連想させます
((((; ゚Д゚))))ガクガクブルブル
⑦苦行者が信仰の拠り所としている
インドでは、サドゥーという苦行僧がシヴァ神を熱狂的に信仰しており、
日本でも、やはり苦行を行う修験者が不動明王を信仰しています。
(※画像左はインドのサドゥー。右は修験道の開祖・役行者で不動明王を信仰していたという。)
・・ただし、
シヴァ神=不動明王
という図式は、
仏教の原理主義者から言わせると、
ナンセンスだと一蹴されてしまうようです。
しかし、万教帰一の立場に立てば、
文化や宗教の違いで表現・記述の方法が異なっていても
同一の神を表していて全く不思議はないのです。
しかも、ぶっ飛んだことに、
シヴァ神=不動明王=大天使ミカエル
という図式も囁かれてるのでございます
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
(※画像左が大天使ミカエル。右は不動明王が変化したという高尾山の飯綱権現。)
准胝観音(パールヴァティ)を信仰し、
准胝観音と一体化されているという
広島のおばあちゃん霊能者に、
マロ:「シヴァ神と不動明王は同じなんでしょ?」
と確認すると、
「そうそう!」
と笑いながら答えておられました。
(神の嫁が言うのだから、間違いございません)
・・そんなシヴァ神(不動明王)とマロが、
これまた、不思議な縁で繋がってしまうのでございます
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
つづく
参考記事:
※あさましくもブログランキングに参入しております!
やんごとなき訪問者様、一日一クリックで、いざ超猪鹿蝶の世界を広めませう!!
全部押してもらうとご先祖様が喜びまするヽ(・∀・)ノ ワーイ ヾ(・∀・)ノ ウキャキャ ヽ(´∀`)ノ アヒャアヒャ
| 固定リンク
コメント