インド・アガスティア巡礼の旅 物乞いの少女の笑顔
すべての旅の目的が終了したのでございます。
薄気味悪いほど順調に事が運びましてございます。
ティルマナンチェリー寺院に参拝した帰りに、
ドライバー兼ガイド役のモトリフが、
「チャイでも飲まないか?」
と誘ってきました
(・∀・)アヒャ
チャイとは、インド式のミルクティーのことで、
それはそれは甘く味付けされているのでございます。
しかも、ほぼ沸騰した状態で出されるので、
モトリフが、アルミの器に入れたり出したりして、
冷ましておりました。
モトリフが、「冷めたぞ!」といって差し出したチャイを口にすると、
まだめちゃめちゃ熱くて吐きそうになりました
(; ゚Д゚)
しかし、モトリフは、それを平然と飲んでいました
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
マロは、モトリフに尋ねました。
「あんたなら、もっと大きなビジネスが出来るんじゃないの?」
マロは常々、彼を、オートリキシャのドライバーにしておくのはもったいないと思っていたのでございます。
・・聞くところによると、やはり彼は中東のドバイで20年近くビジネスをしていたそうです。
でも、モトリフは、両手で小さなボールを作るジェスチャーをして、
「自分で扱えるぐらいの暮らしで十分だよ。」
と答えて笑っていました。
彼は自分のオートリキシャーを
"My lady !!"
と呼んでいました。
さて、ホテルに運んでもらい、最後の交渉です。
マロは、運賃以外に、特別ガイド料として、500ルピーをあげました。
(ちなみに、昨日も500ルピーを渡しております・・)
今回の旅のMVPは彼に違いありません。
すると、モトリフは大喜びでしたが、
「もっとくれ」
と要求してきました
( ´゚д゚`)エー
人を、金ズルぐらいに思いやがってっ
日本の物価を知っているモトリフと、現地の生活水準を捉え始めていたマロとの
駆け引きでございました。
断ることもできたのですが、もう一枚500ルピー札をあげました
(-_-メ)
・・「してやられた感」は残りましたが、最後のお札は餞別の意味で渡しました。
さて、クンバコーナム最終日に
駅の構内のベンチに座って、時間を潰していると、、
5歳くらいの物乞いの少女が、
他にも旅行客が大勢いるというのに、
真っすぐマロのところにやってきたのでございます
(;・∀・)
"My foot, my foot ..."
と足が悪いことをしきりに訴えてきますが、
あなたは、しっかりとした足取りで、マロのところにやってきたではありませんかっ
この泥棒猫っ!
目をつぶって寝たふりをしていると、
さらに、マロの顔のすぐそばで、
"My foot, my foot ..."
と言い張ります。
10分くらい無視しておりましたが、
目を開けてみると、
まだ、いました
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
一計を案じたマロは、
たまたま財布に5ルピー硬貨が残っていたので、
それを見せながら、
マロ:「写真を一枚撮らせてくれたら、これをあげるよ!」
最初は、嫌がっていた少女も、
硬貨を見せつけられると、
"OK !"
と快諾いたしました。
それで撮ったのが、この一枚なのでございます。
なぜか、ポーズを決める物乞いの少女・・
まことに、どこかクンバコーナムらしい旅の記念になりました
(・∀・)スンスーン
さて、そうこうするうちに
列車がやっていまいりました、
いつものように40分遅れでございます・・
また、丸二日かけて日本に帰り、
3日後には、お仕事にございます。
無事に帰れるかな・・
帰れなかったら、ボーナス査定に響くだろうな・・
そんな現実的な考えがよぎる中、
クンバコーナムを後にしたのでございました。。
つづく
・・・この記事は、数年前に行ったインド旅行についての回想録です。そのため、マロへの予言の時期や旅のスケジュール等、現在の日時とは前後いたしますので、ご了承ください。
参考記事:
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