インド・アガスティア巡礼の旅 シヴァ神登場!
さて、カンチャノール寺院の
「シヴァ神に捧げる儀式」が、
夕方5時から、行われるというので、
5時前に、再び、寺院に戻ったのでございます
(・∀・)アヒャ
しかし、5時をとうに過ぎても、何も始まる気配がございません
( ´゚д゚`)エー
5時半を過ぎても、誰も来ませんので、
ガイドのモトリフが、
「時間を潰してくる。」
と言って、どっかに行ってしまいました。
やけくそで、待っておりますと、
6時前に、寺男が歩いてきて、
「今から、儀式の準備を始める」
と伝えてきました。。
えっ、準備が今から?
なんというアバウトな時間感覚。
基本的に、インド人は、時間にルーズだと言われますが、
度を超しております。
それなら、「6時に来い」というべきでございます。
一説には、輪廻を信じるインド人は、
「時間は、たっぷりある」
と信じているからだとも言われますが、
こんなことを、若手芸人が
オール巨人師匠の前でしたら、
芸能界から追放されてしまうでしょう。
さて、儀式は、まず、
巨大なシバリンガム(シヴァ神の男根)に、
オイルアビシェカム(像にオイルやらライスを垂らす)
を行った後、
何重にも、厳重な扉の中に閉ざされた、
シヴァ神と女神パールヴァティの秘仏の
ご開帳という流れにございました。
秘仏の前で、
恰幅が良く、威厳に満ちた僧が、
マロのために、祈りを捧げてくださり、
チキンライスみたいに着色されたご飯を
少し食べるように促されました。
・・この寺院では、その昔、
ブラフマー神が、
「シヴァ神とパールヴァティの結婚の様子を垣間見た」
という伝説が残っているそうにございます。
寺のレリーフの影響もあるのかもしれませんが、
太古の昔に存在したという伝説の場面が、
プレイバックされるような
不思議な感覚・・
その瞬間、
ブラフミン(僧侶)の顔付きが、どこか、
シヴァ神であるかのように錯覚いたしました。
・・この僧侶、
マロ、ひとりのために、秘仏を公開し、
時間を割いて儀式を行ってくださったのに、
たった、20ルピーしか
受取ろうとしませんでした。
モトリフが、
「スワミ、この者は、豊かな日本からやってきているのです。
せめて、100ルピー受け取っては?」
マロは、タミル語は分かりませんが、
僧に、そんな言葉を投げ掛けたのが
分かりました・・
いらんこと、いわんでええねんっっ
(; ゚Д゚)
しかし、僧は、笑いを浮かべながら、
首を横に振っていました。
すべての儀式が終わり、別れ際、
僧は、マロに、
"Thank you !"
と言って手を合わせてくださいました。
マロは、その言葉を、
シヴァ神からの贈り物として、
受け取ったのでございます。
今回の旅で、
シヴァ神をリアルに感じたのは、
この瞬間だけにございました。
しかし、不思議なもので、
最後の寺院では、
女神パールヴァティが登場するのでございます
(・∀・)スンスーン
つづく
・・・この記事は、数年前に行ったインド旅行についての回想録です。そのため、マロへの予言の時期や旅のスケジュール等、現在の日時とは前後いたしますので、ご了承ください。
参考記事:
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