マロ、目出し帽を購入する・・

先日、街中を歩いていると、とある雑貨屋の店先に、黒い「目出し帽」が吊るしてあったのでございます

(・∀・)ｽﾝｽﾝｽｰﾝ

値札をみると、５３０円となっておりました。

安いと思ったマロは、吸い込まれるようにその「目出し帽」を持って、奥のレジに向かったのでございます。

店の奥では、石油ストーブの灯油の匂いがあたりにたちこめており、

目をやると、レジでは初老の夫婦が二人、椅子に腰掛け、放心状態のまま佇んでおりました。

・・いみじきことに、レジの前で目出し帽をかざしているマロに気付くまでにしばらく時間がかかりました。。

奥さんの方が、一瞬、ややアンフレンドリーな視線をマロに向けましたが、

直後、客であることを確認したようで、

申し訳程度に「いらっしゃい」と言いました。

奥さんがあまりの乾燥肌のために、

包装用のビニール袋を開くことができず、

「開けて」と言いながら、なんとマロに手渡してきました

(；・∀・)

しかたなく、ビニール袋を開くと同時に千円札を手渡すと、

今度は旦那さんが、なんとそろばんを取り出してはじき始めました。

　

えっ、暗算じゃなくて？？

・・そんな調子で、なんとなく目出し帽を購入してしまったのでございます。

しかしながら、結局、どんなシチュエーションでこのアイテムを使用すればよいかわからず、困ってしまいました

(；・∀・)

あえて、ドラクエのアイテムで例えれば、「ラーのかがみ」みたいなものでございましょうか・・

　

とりあえず、帰宅後、被ってみました

((((; ﾟДﾟ))))

頭頂部についている値札が妙に涙を誘うのでございます。

・・そして、勇気を出して、外を歩いてみました。すると、、

おばちゃんに懐中電灯で照らされてしまいました

(illﾟдﾟ)

　

・・・・。

何も悪いことはしていないのに、全速力で逃げるマロでございました

(; ﾟДﾟ)

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